イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

子ども

【ブックレビュー】『その「グローバル教育」で大丈夫?』ヤマザキマリ・小島慶子

ヤマザキマリさんと小島慶子さんの対談、すごい面白そう! と、読み始めたこの本。 その「グローバル教育」で大丈夫?作者:ヤマザキマリ,小島慶子発売日: 2015/12/07メディア: 単行本 本当に興味深い内容でした。 ヤマザキさんは「テルマエロマエ」の原作者と…

アフリカのインクルーシブ教育を学ぶ

せっかく手に入った「おうち時間」。 なにをしようか考えたときに、これまでの自身の課題を思い返すこととなった。 ・イギリスで、「差別や偏見」についてもっと考えたいと思っていた 過去記事 norevocationnoyo.hatenablog.com →障がい者の方の運営するカフ…

イギリスロックダウン22日目 わがやのイースターおやつ

今年のイースターは4月12日だった。 教会に行くこともできず、町はにぎわうこともなく。 それでも、いいお天気だったので散歩する人がたくさん。 小さい子たちがイースターエッグチョコの箱を抱えて歩いていたり、庭でエッグハントをする子も。 私は日曜日の…

イギリスで摂食障害の本を読む

※真面目な内容について、真剣に書きます。 医学的な知識も資格もなにもない私の一意見ですので、それをふまえてお読みください。 イギリスの図書館は、メンタルヘルスの役割も果たしているように思う。 定期的に送られてくる図書館からの案内メールには、鬱…

イギリスロックダウン15日目 世界各地の人たちの、ロックダウンとの向き合い方

イギリスのロックダウンも15日目。 ZOOMのオンラインミーティングや友人との電話で、いくつかのコミュニティの人たちと情報交換をし感じたことを記録する。 感謝より経済保障を…「20時に拍手」に憤る医療従事者たち イギリス、フランス、そしてドイツな…

ロックダウン13日目 花の雑談

本日は、文字通りの雑談を。 2019年3月から4月に撮影した花の写真とともに… イギリスに来てから、花のことをもっともっと愛しくなった。 日本にいた頃は、深夜仕事帰りにマグノリアの花が夜道にぼんやり浮かんで見えて幻想的だったが、 イギリスでは、日差し…

大人になって出会った イギリスの児童文学『グリーンノウの川』

ケンブリッジ州にゆかりのある児童文学作家として、L・Mボストンがいる。 彼女は、『グリーンノウ』シリーズでロングセラーとなっている。 私は、シリーズの1つ『グリーンノウの川』を最近読み、すっかり夢中になってしまった。 もし子どものころにこの本を…

時代とともに変わる絵本と、読み手の危機

私には甥っ子がいる。 結婚するまで実家暮らしだった私は、甥っ子との時間が大好きだった。 甥っ子たちは兄夫婦とともに、月に1回遊びに来た。 一緒に工作をしたり、すいかをくりぬいてフルーツポンチを作ったり、クッキーを焼いたり。 私もたのしかった。小…

衝撃的なものを、子どもに見せるべきなのか

※この記事には、残酷な場面も登場します。苦手な方は読むのを控えてください。 結婚する半年前、私はひとりで北欧5か国を旅した。そのときに、日本を出発して初めて観光したのが、バルト三国のひとつ、リトアニアだった。 季節は10月。ダウンのコートを着…