イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

差別

Blacklivesmatterから考える、私と差別偏見との向き合い方

日本にいるときは、遠く海外で起きた事件として認識していたblack lives matter. Black peopleの友人がいたわけでもなく、差別を意識するわけでもなく、ああ、デモが起きたなとか、歴史の中の話としてとらえてきたblack lives matter。 でも今回の事件を受け…

アフリカのインクルーシブ教育を学ぶ

せっかく手に入った「おうち時間」。 なにをしようか考えたときに、これまでの自身の課題を思い返すこととなった。 ・イギリスで、「差別や偏見」についてもっと考えたいと思っていた 過去記事 norevocationnoyo.hatenablog.com →障がい者の方の運営するカフ…

ヒロシマの子、フクシマの子、武漢の子

友達が、「イギリスで嫌な思いをしていないか」と、心配して連絡をくれた。 彼女の友達が最近ニューヨークに住むことになり、到着直後から「コロナコロナ」と差別され、悲しい思いをしてふさぎこんでしまったという。 私の住む町は学術都市なので、世界中か…

野中広務・辛淑玉『差別と日本人』を読んで

野中広務・辛淑玉『差別と日本人』角川書店2009年6月差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)作者:辛 淑玉,野中 広務発売日: 2009/06/10メディア: 新書部落出身者として被差別者であり、差別問題解決に向けて行動した元衆議院議員野中広務の等身大の言葉…

衝撃的なものを、子どもに見せるべきなのか

※この記事には、残酷な場面も登場します。苦手な方は読むのを控えてください。 結婚する半年前、私はひとりで北欧5か国を旅した。そのときに、日本を出発して初めて観光したのが、バルト三国のひとつ、リトアニアだった。 季節は10月。ダウンのコートを着…

イギリスのホームレスと、社会の受け入れ方

イギリスの人たちは、町に住むホームレスと積極的に仲良くなり、定期的にコーヒーやたばこ、そして食べ物を差し入れて世間話をしている。 これは、私の住む町に限らずどの地域にもいえることだった。 ロンドンでもマンチェスターでも。 ホームレスの雰囲気は…

イギリス流のやさしさと、そこから気づいたわたしの偏見

イギリスはジェントルマンの国だ、とか、そういう固定観念をさておき。 イギリスで、いろんな形のやさしさを垣間見た。 渡英直前、知人から「ヨーロッパで、アジア人は差別の目で見られることもある」と言われた。 しかしそんなことは数えるほどしかなかった…