※お肉屋さんの生々しいお肉の写真を使っています。
刺激が強いものが苦手な方はご注意ください。
元気に外出自粛期間をいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
イギリスで生理不順になったときに、よくレバーを食べていたのを思い出して
この記事を書くことにしました。
イギリス生活中に貧血っぽい方、たんぱく質が足りてないなと感じる方、ぜひともレバーを食べて乗り切ってください。
慣れない海外生活で体調を崩したり、ストレスためないように…!
あ、日本のみなさんも、ときどきレバー食べましょう!
なんでレバー?
当時私は体調の問題で脂質制限をしていたので、食べられる肉、魚類が限定されていました。
お金を出せば選択肢は広がるのですが、限られたお金の中でなんとか栄養満点で低価格なものはないかなと探した結果、私の体に合っていたのがレバーでした。
レバーは、脂溶性のビタミンAやD、そして野菜では摂りにくいビタミンも豊富なので
体のバランスを整え、貧血や生理不順も解決するかな、と思い食べ始めました。
過剰に摂りすぎるのはよくないとされていますが、冷凍して少量ずつ定期的に食べ、貧血や生理不順を克服する一助となりました。
※あくまで個人的な感想です。食べなれないものを食べて不調を起こしそうな方はどうか気を付けて。
レバーを使った商品
1.レバーパテ
豚、牛、鶏のレバーがありましたが、一番脂質が低いのは鶏だったので、
チキンレバーを購入しました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、まぐろの刺身1さく分くらいの量で売られていて
切り分けて使います。
私がMarks and Spencerで購入したレバーパテには、バター、ネギ、にんにくが入っていました。
温めるとにおいに辟易して食欲がなくなります。
冷たいままだと、少し大丈夫でした。イギリスでは、クラッカーやトーストにのせて前菜としてふるまうそうです。
テスコのレバーパテの方が、においが控えめだったように感じられます。
にんにくなどが控えられていたのかな…?
2.子牛のレバー
こちらもMarks and Spncerで見つけました。
調理済み、バターが添えられたステーキのような塊が真空パックに入っていました。
以前調べたときに、子牛や子羊のレバーはくさみがなく、欧米のレストランメニューにも
たびたび出てくる、と聞いていたので、いつか食べてみたいと思っていたのですが
お値段がかわいくなかったので食べずにおわりました。
確か、1000円から1500円分くらいしました。
3.生のレバー
セインズベリーで購入しました。
これが一番買い求めやすいかと思います。
スーパーの肉売り場の片隅に、大きなレバーの塊が真空パックに入って売られています。
値段もかなり安く、2-300円で500グラムほど買えてしまうのです。
問題は、こんなに大量に必要ない、ということです。
一気に調理をして冷凍庫に保存して食べていくこととなります。
レバーを調理する
1.下処理
まず、くさみをとるためにレバーを塩水または牛乳に浸す作業をしなければなりませんでした。
生々しいプリっとしたレバーをパッケージから取り出し、水で洗って
牛乳に浸す作業。
あの日は6月で暑かったし、イギリスの窓には網戸がないからハエも入ってきてしまって
もうこの時点でうんざりしたのを覚えています。
2.味付け
鶏のレバー、はネギ塩炒めと砂糖醤油の甘辛煮を作りました。
私はどちらかというとネギ塩炒めが好きでした。
日本酒が欲しくなる味です。
鶏のレバーは臭みがまったくなく、本当においしくいただけました。
羊のレバーは、私が調理方法を間違えました。
ゆっくりと火を通すことで肉の苦みが取れるという説明があったにも関わらず
一気に煮込んでしまいました。
ズッキーニやパプリカと一緒にトマト炒めにしたのですが、
少し苦みが残ってしまいました。
鶏よりも歯ごたえがあり、私はこちらの食感の方が好きでした。
3.保存
ジップロックに入れて冷凍庫で保存。
下処理は大変でしたが、たくさん作っておくと重宝しました。
その他、臓物系の食べ物@欧州
1.ブラックプディング
イングリッシュブレックファストの定番、ブラックプディング。
穀物と豚の血、スパイス、ラードなどを混ぜて作ってあるそうです。
焼いて食べるのですが、黒いので焼き加減がいまいちわかりません。
しょっぱい味付けがされています。
2.ハギス @スコットランド
スコットランドのお正月と言われる1月25日のイベント、バーンズナイトで食べられる料理、ハギス。
羊の胃袋の中に、羊の心臓・肝臓・ラードや香草を詰めた食べ物です。
私は一度イベントで、ベジタリアン用のハギスを食べたことがあります。
香草の香り?結構くせのあるお味でした。
普通のハギスのように塊になっておらず、ボロボロとそぼろ状になっていました。
…調べてみたら、ベジタリアンハギスは、オーツ麦、玉ねぎ、豆、マッシュルームなどを使って作られているようです。
普通のハギスは、マークスアンドスペンサーなどで日常的に購入できます。
3.キドニーパイ
牛や豚の腎臓をひき肉状にしたりさいころ状にカットして香草、ウスターソースなどで
煮込み、パイに仕上げたもの。
食べたことないのですが、おそらくコーニッシュパスティに似てるのかな?
なんて思っています。
コーニッシュパスティには臓物系は入っていませんが、
イギリスでは古くからのファストフードだったようなので、
くず肉やラードをたっぷり入れたパイという点でキドニーパイに似たような感じ
だったんじゃないかな、と勝手に推察しております。
コーニッシュパスティについては、過去にこんな記事かきました↓
その他貧血対策に食べたもの
1.デーツ
葉酸もたくさん含まれているということで、よく食べました。
ドライフルーツ好きな方はぜひ。
2.牡蛎
いいお出汁がとれるし、貝類の種類が少ないイギリスでは、ありがたい。
魚屋さんで購入できます。貝殻を家庭菜園に使う方もいるみたいですね。
3.鮭
鮭は、男性女性どちらにとってもいいそうで。
4.ミロ
貧血予防として、日本でも話題になってますね。
5.オーツ麦
日本より安く購入でき、ミックスナッツやドライフルーツと混ぜて砂糖なしのグラノーラを作ったり、ヨーグルトに混ぜて腹持ちをよくさせることができます。
スープに入れてもおいしい。
毎日手軽に食事に取り入れられるので、これは本当におすすめ。
まとめ
自分が調べられる限りのことで、イギリスで生理不順、貧血対策に食べていたものを
列挙してみました。
慣れない海外生活の中では、突然体調不良におそわれたりすることがあります。
たとえば、日照時間が短いのでビタミンD不足におちいったり。
魚を食べる量が減ったり。
ずっと座っているので体がなまってしまったり。
そういう小さな変化が体に負担となって、あるときなにかが発症してしまうことがあります。
今できることで、病気を未然に防ぎ、心も体も元気に乗り切っていけますように。