イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

ハロウィンのパンプキンカービング

2018年10月の備忘録です。

 

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イギリスで初めて参加したイベントは、ハロウィンのパンプキンカービング。

 

ハロウィン用のカボチャ「アトランティックジャイアント」を小さなナイフでくりぬいて

ジャックオーランタンを作ります。

 

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人の頭ほどの大きさもあるのに、スーパーで1ポンド(当時およそ150円)で購入できます。

 

イギリスのナイフは小さくて切れにくく、こんなナイフで大きなカボチャを

くりぬけるのだろうか…と不安に思いながらも、ナイフを持って参戦。

 

パンプキンカービングは大学の学生主催のイベントでした。
ケンブリッジ大学の学生とともにパンプキンをゴリゴリほじってランタンを作ります。

参加者の中には仮装をしていたり、カボチャ色のセーターを着ている子たちも。

 

はっちゃけた感じの子たちというよりは、もっと純朴な子たちが参加していて

とても落ち着いた雰囲気でした。

 

でも、カボチャをほじくりだすと、穏やかな雰囲気が一変。

ナイフでガンガンカボチャに切れ目を入れるため、隣の子と腕がぶつかります。

カボチャのワタが取り出されて、あたり一面水っぽいにおいが充満。

 

若い子たちは、べちゃべちゃのワタが手にくっつくのを嫌がって

disugusting!!と叫びまくっています。

 

日本のカボチャは、包丁で切るときもひと苦労なのに、

この「アトランティックジャイアント」というカボチャは、水っぽいせいでしょうか

結構簡単に、思い描いた通りのデザインで切り込みを入れることができました。

 

私は一般的なカボチャの顔をデザインしたのだけれど、夫はもっと凝った

大きな口の開いたデザインのカボチャを選び、時間をかけて丁寧に彫りました。

 

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左が私、右が夫の作品です。

自転車のライトを中に入れて撮影しています。

こうしてみると、大きく切り開いた方が光がたくさん漏れ出て綺麗…

 

イギリスのおうちはパネルヒーターがついていて暖かいので、

家の中に飾っておくと1-2週間でカボチャが少し悪くなってきました。

 

本当は、窓辺に飾るんだそうです。

窓辺に飾っておくと「ハロウィンのときに我が家に来たらお菓子をあげるよ」という

サインになるのだとか!

 

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後日談ですが、夫から「ジャックオーランタンに似ている」と言われました。
作り手に似るのかしら…

 

悪霊を遠ざける意味を持つというジャックオーランタン。

私も、神秘的な要素があるってことかな?

 

 

カボチャは煮物にしてもべしゃっとしてしまうので、現地の方たちはパンプキンパイとして食べることが多いそうです。

生クリームや砂糖をたっぷり入れて、おいしそう!!

 

今年はイギリスの子どもたちも「トリックオアトリート」ができなくて

残念ではありますが、ランタン作りと仮装くらいだったら楽しめるかな。

 

 

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去年は三十路ながら仮装することになり、魔女の宅急便のキキになりました。

 

 

 

 去年のハロウィンは日本の地元の町でアメリカ人の友人の経営する

カフェ&バーの売り子をやってきました。

大人のハロウィンも、楽しいものですね。

 

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