イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

イギリスロックダウン 2週目~4週目 出来事・感じたこと

 

 自分の反省のために、ロックダウンしてから2週目ー3週目の概要を記録しました。

これから外出自粛が長引く前に心づもりをしたい方の一助になれば幸いです。

 

イギリスのロックダウンが起きる前・起きたあと数日間の記録は過去の記事をご参照ください。

 

 

norevocationnoyo.hatenablog.com

 

 

 

ロックダウン2週目(3月23日~29日)

街の様子

街はまだ外出自粛モードであまり人がいない。外出するときはなるべく大きな通りを使い、事件に巻き込まれないよう注意していた。ホームレスの方たちがちらほら出てきた。

(1週目はまったくいなかった)

まだ卵や、海外から輸入するパン、衛生用品の品切れがある程度続いている。

スーパーの衛生管理が厳しくなる。床にビニールテープで停止線が引かれ、人との距離を2メートルあけることが厳格化される。

 

私生活

手をよく洗うので肌荒れがひどくなる。

所属するコミュニティがオンラインミーティングを主催し始める。

久しぶりにみんなの元気な顔を見てほっとする。

運動不足のためか体重が増加したりむくみやすくなる。

スッピン、部屋着で過ごすことが多く、だらけ気味になるのである程度やることを決めて過ごすように心がける。

まだ気がはっている。

 

ロックダウン3週目(3月30日~4月5日)

 

街の様子

物流が通常に戻りつつある。

しかし、「世界の物流が滞る可能性がある」というニュースがあった日は、買い物客が多くなっていた。

トイレットペーパーや卵も購入できる場が増える。

暖かくなり、日光浴をしたりジョギングする人たちが増え、散歩に出やすい環境になる。

死亡者数が増えたため、2メートル距離をとることについてはさらにみんな忠実に守っている印象。

買い物の際、現金での支払い不可の店もあることを知る(現金は不衛生のため)。

オンラインで購入できるものが増えた

テイクアウトの惣菜店などが少しずつ開き始める

 

私生活

サマータイム導入のため、眠りが浅くなる。

帰国したり自分の事情を知られたくないそぶりを見せる人が増えてきた。

深く詮索しないよう気を付けながら世界各国の知人とZOOMなどで連絡をとっている。

女王のスピーチがあったので、それに励まされたのか前向きな言葉で周囲を元気づけようとする奥様たちがたくさん現れる。

後日、とりまとめの人から注意勧告がされる「それぞれ事情があったり、忙しくしている人たちもいるので、メールのやりとりは控え、ご自身の家庭に集中してください」

 

ロックダウン4週目(4月6日~4月12日)

街の様子

イースターが近づき、人々の緊張感がゆるみ始める。日光浴や友達と歩く人も多々。

外でランチをしたり、ベンチに座る人も。

コミュニティで、子どもたちが楽しめる地域の行事のアナウンスなど

みんなの買い物に出かける頻度が高くなっている

スーパーに並ぶ商品が豊富になる。文房具やイースターのポストカード、玩具、輸入食材などなど。

 

私生活

大学はもうすぐオンラインで新学期が始まるため、忙しそうな学生たちの姿をよく見る。

夏のように暑かったり、冬用の上着がないと寒かったりと、天気が変わりやすい。

だいぶこの生活に慣れてきた。

慣れてきたからこそ、人の死や、衛生面でのゆるみが怖い。

 

 

ここまでで感じたこと

 

外出自粛という新たな生活スタイルになれるまでに、時間がかかることを悟った。

また、世界の情勢の変化に気持ちを振り回されると非常に苦しくなるので、

意識して気持ちを転換する必要がある。

気持ちの余裕が出てくると、自分にできることが見えてくる。

すべてを一度にやらない方がいいと改めて思った。