イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

日本にイギリスを持ち帰る -帰国して2か月ー

本当に本当にお久しぶりです。気づけば更新が全くできないまま1か月…

新しい土地へ異動の準備・荷ほどき・いろんな手続きに追われていました。

というのは言い訳かもしれません。

 

心がちぢこまっていただけかも…

ちぢこまりすぎて、会いたかった方たちにも全然会えないままになってしまいましたが
それでもいいこともたくさんありました。


 

帰国するときに私が楽しみにしていたことは、
「両親・祖母のために英国王室レシピのスコーンを焼く」ということでした。

 

f:id:norevocationnoyo:20201013171256j:plain

「上達したね!」と、友人(パティシエ)に褒めてもらったスコーン。

 

イギリスで書いたお手製レシピブックをもとに作ってみたものの、手際が悪く

材料を入れる順番を間違え、こね方もおぼつかず、オーブンはイギリスと全然違って

なかなか綺麗な黄金色の焼き色がつきません…

 

それでも、「スコーンを焼くのは大雑把な人が向いている」というのは正解。

私の大雑把スコーンは、最終的においしくできました。

型がなかったので包丁でカットしたのと、バターを分量よりたくさん入れたので
生地がパイみたいな層になっています。

クロテッドクリームがないのでバターをつけて。

 

家族に本当に久しぶりに会えた喜びと、父が年老いたなという戸惑いと、

母とたくさん歩いた散歩道と、祖母の変わらない食欲を実感し、

あったかな気持ちを胸に新生活へと向かっています。

 

f:id:norevocationnoyo:20201013173619j:plain

荷物が多すぎて購入を断念したテディベアでしたが、なんとヒースローのお土産屋さんが再開していたので購入できました。実家へのお土産に。スコットランド衣装のベアもかわいい。

 

今は、夫とともにとある町で元気に新生活をスタート。

 

新しいパート先が決まり、温かな人たちに歓迎していただいたので
ほっとしているところです。

 

世界のコロナ事情を思うと申し訳なくなるくらい
平穏な生活ですが、自分にできることをよく考え、アンテナを張り続けたいと
思う最近です。

先日、恩師に紹介いただいた本が新居に届きました。

 

 

新生活、新しい家族を迎えられる日が来るといいなー
その子とも、イギリスのこと、世界のこと、素敵な世界をたくさん一緒に
学んでいけたらいいななんて思っています。

 

新しい家族への期待も胸に、自分のペースで頑張ります。

 

 

 

みなさまも、どうかお体気を付けて。

 

f:id:norevocationnoyo:20201013173825j:plain

イギリスのカモの子育てにも学びました。お母さんのたくましいこと!