イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

イギリスロックダウン44日目 ダイエット記録

ロックダウンが開始して2週間で0.7キロ太ってしまった。

そこから3週間ほどかけてマイナス1キロできた。

つまり、ロックダウン開始時から0.3キロほど痩せることができた。

数字としては小さいけれど、やっぱり嬉しい。

 

今後のために、そして私と同様太った自分にモヤモヤしている方のために
記録として残します。

 

 

太った原因1:ダラダラ食べ続けて腸に負担をかけた

 

1度に食べる量は少なかったものの、パソコンをいじりながら果物を、ちょっと小腹がすくとクッキーを1かけら(本当は食べちゃだめなのに、抑制できない)…と、ちまちま食べていたら、私の腸が疲れてしまったらしい。

いつも大きな音をたてて活動していた腸が急に蠕動運動をとめてしまい、私は便秘になってしまった。

また、水分が体にたまって太ももがパンパンになり、足が重くて散歩したくない。ちょっと立ち上がって家事をするのみ、床の拭き掃除をすることも億劫になる。

しかしおなかはすくので、いつもちびちびなにか食べ続けていた。

感染症予防にはこまめな水分補給がいいと聞き、いつも以上に水を飲んでおなかははちきれそうなほど張ってしまった。

 

太った原因2:おそらく、自律神経が乱れた

 

ロックダウンによる大きな生活の変化、そして3月末からのサマータイム。

おそらく常に気持ちがたかぶっていた。

体がついていかず、新陳代謝も落ちてしまったのだと思う。

 

太った原因3:タンパク質が不足し、糖分・塩分を過剰摂取した

 

私は腸が弱いので、「自分が体調を崩して夫に迷惑をかけては大変!」と、いつも以上に食事の脂質制限をして、腸に負担をかけないようにしてきた。

脂質制限をした自分用のスープとごはんを3日くらい食べ続け、夫に別の料理を提供する…という生活をつづけたところ、体が油や糖を欲して余計にたくさん食べ、しかも便秘になっていた。

今思えば、満腹感を得るためにスープの味をかなりしょっぱくしてしまった気もする。

 

痩せるためにやったこと

 

痩せた要因1:自分に必要なタンパク質の量を知った

鮭や卵、肉の分量などを少しずつ増やし、満足感のある量を自分で確認した。

すると、高カロリーな食事になったものの炭水化物の摂取量が減り、逆に痩せるようになった。

間食もしなくなった。

 

痩せた要因2:こまめに食事記録を書いた

 

これまでも食事の記録をつける生活をしていたが、忙しさにかまけて4日くらい放置していた。

しかしダイエットを決めてから、こまめに記録をつけるようにした。

1日3回、なるべく食後すぐに書く。食べた食材を細かく記録する。

すると、自分の食べた量を具体的に脳が理解し食欲がおさまった感覚があった。

 

痩せた要因3:いろんな食材を使って丁寧に料理をするように心がけた

 

これまでの私は、「ジャガイモやパンは太る、私の腸に悪い」と決めつけて避けたり、新たな食材に挑戦することをひかえてきた。味付けもほぼ和食だったように思う。

しかし途中からいろんな調味料、食材に挑戦するようになった。

食卓をカラフルにしたかったし、味付けを大幅に変えたかったからだ。

紫玉ねぎやスイートポテトというオレンジ色の薩摩芋、ボルシチを作るために必要なビーツという真っ赤な野菜、フェンネル、レッドポテトという名のジャガイモ。

粒マスタードに生のハーブ、いろんな種類の酢、はちみつにミューズリー、ミックスナッツにマジックスパイス…

味の異なるものを少しずつ食べるとはっきりとした満腹感が残った。

また、オーブンで作ると「待つ」楽しみもあって心も満たされる。

オーブンには非常にお世話になっている。

 

痩せた要因4:「ながら食べ」をやめた

 

パソコンをいじり「ながら」、オンラインミーティングをし「ながら」、の「ながら食べ」をやめて、1日3食けじめを持って食べるようにしてから、いろんなことがうまくまわりだした。腸の調子もよくなり、食欲もおさまり、気持ちのモヤモヤも落ち着いた。

 

痩せた要因5:運動を「義務」にしなくなった

 

1日8000歩以上歩く、スクワットのプログラムを1日30分やる…などといった課題を作ることを途中で辞めた。

2つだけ忘れないようにした。

散歩のために外に出ること、家の整理や掃除をしながら体を動かすこと。

運動量は減ったものの、気持ちがさっぱりとして元気に過ごせるようになった。

自律神経の乱れは「あれもこれもやらなきゃ」という切迫感が一因だったのかも。

 

今後の課題

 

ヨーロッパのあちこちでロックダウンの段階的解除が起き、イギリスも今後の検討が進んでいる。

私たちの生活スタイルも町の様子も少しずつ変化していくこととなるだろう。

新たに決まる生活スタイルの変化に振り回されないよう、常に軌道修正をしながら自分に合った生活スタイルを探していくことが大事だなと感じている。

 

体にいいサイクルを作って、ストレスに負けず心も体も元気で乗り切ることができますように…