イギリスでも、黙っていられません

海外駐在妻の、世界へ向けたひとりごと

海外生活で病気にならないために私が気を付けていること・反省

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海外で病気になると、いろいろと手続きがややこしい。

フリーアクセスの日本と異なり、すぐに必要な措置を受けたり検査することができなかったり。

今はなおさら、新型コロナの対応であわただしい医療従事者たち。

 

自分の体調をうまくコントロールし、新型コロナだけでなく、ほかの病気や体調不良も未然に防いでいかなくてはならない。

 

私のこれまでの反省をもとに実践していることをまとめる。

 

 

キャッシュレス

 

お金が汚いということは、小さい頃親によく言われ、触ったあとはよく手を洗うようにしていた。

しかし、予想をこえるイギリスの貨幣の汚さの報道に衝撃を受けた。

www.dailystar.co.uk

 

渡航早々こんな記事を見つけてしまったので、なるべく現金を使いたくないなと感じ、カードでの支払いに切り替えている。

 

最近では、新型コロナの影響で現金での取引を停止とするお店が増えるとともに、

お店によってはおつりをトングでつかんで渡す場面もあるという。

 

 

スキンケア

 

イギリスの水が肌に合わなかったのか、渡航当初私は肌荒れに悩まされた。

また、日本から持ってきた化粧水が合わなくなってしまった。

早い段階で、自分の肌に合う化粧水やクリームを見つけておくことをおすすめする。

私は写真①の、子ども用肌クリームと、写真②の化粧水のようなローズウォーターを使っている。

敏感肌の人は赤ちゃんや子ども用コーナーに行くと、敏感肌用の商品をたくさん見つけることができるのでおすすめ。

肌荒れや肌の傷から菌が侵入し、感染症になることもあるという。

とくに皿洗いや慣れない洗剤で手荒れを起こしている人は、丁寧なスキンケアで感染予防をしてほしい。

 

耳のケアは慎重に

 

イギリスの綿棒は、先端が大きい。

そして耳に突っ込むと中で綿がほどけてしまうことも。

これが耳に詰まったりしたら怖いなと思い、赤ちゃん用の綿棒を使用している(写真③)…効果はいまいちよくわからない。

また、耳から菌が入って炎症を起こしたり発熱する場合もある。

これらの場合、抗生物質を投与して治療することが必要になる。

イギリスは簡単に抗生物質を処方してくれないし、日本とは異なる成分を処方することも多いので、使用に一層の注意が必要になる。
手遅れになる前に、耳の掃除は慎重に行った方がいい。

 

こまめな汗拭き

 

家の中にいても、意外と汗をかいている。イギリスは1日のうちに天気がめまぐるしく変化したり、初夏のような初秋のような微妙な気温を行き来することが多い。

こまめに汗を拭いたり、写真②のようなデオドラントスプレーを購入して

汗の対策をすることをおすすめする。

汗で体が冷えて風邪をひく前に、うまく対策したい。

 

イギリスのデオドラントスプレーは、においがきつかったり、粉っぽかったり、

突然スプレーの構造が壊れたりするので注意。

 

歯の詰め物がある人は注意 ヌガーやトフィー

 

イギリスは、歯にくっつきやすいお菓子がたくさんある。

キャラメルだけでなく、糖蜜をかためたヌガーやトフィーは

歯の詰め物がある人にとって大敵。

イギリスはただでさえキャンディーなどお菓子のバリエーションが限定されるので

ヌガーやトフィー、グミキャンディーなどを食べる頻度が増える家庭も多い。

ガムも、日本のようななめらかさがなく、ときどきちぎれて歯に詰まる。

 

 

窓枠やお風呂場の黒カビに注意

 

イギリスは窓枠近くに設置されたオイルヒーターのためか、結露しやすい。

結露した窓枠に黒カビが繁殖することが多い。

黒カビは人に感染して、肺炎や敗血症などを引き起こすことがあるそうなので注意が必要。

↓このような黒カビ専用の掃除用品があるとこすらずに落とせて便利。

 

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リステリア菌予防

 

妊婦が感染すると流産や死産にもなるという、リステリア菌の食中毒。

基礎疾患がある人も注意が必要という。

日本ではあまり感染報告がないものの、海外では多くの感染が起こっている。

植物に付着した土や、川の水、動物などにもついているという。

野菜や果物の土はよく洗って落とすこと。

動物にやたらと触らないこと。

妊婦が生肉やナチュラルチーズを食べないよう言われているのは有名な話だが

加工方法が日本と異なる牛乳、ときどき鶏の糞や羽毛がついている玉子の使用にも

細心の注意が必要だと感じている。

 

カンピロバクター

 

鶏肉や水によって起きる食中毒。

海外のフライドチキンは、中まで火が通っていないことが多いので

食べ始めによくチェックしておく必要がある。

腹痛のない水下痢が続いて脱水症状になり、数週間生活に支障が出るというので侮れない。

 

薬の服用量

 

日本と同じ成分の薬であったとしても、欧米人の体型に合わせた服用量が記載されている。

体に負担がかかりすぎるので、自分で海外の薬を購入したときは気を付けるようにしている。

 

まとめ

 

ここに記載したことは、私が生活する中で危険だと感じたことのいくつか。

慣れない海外での生活は、日本以上に心細く想定外のことも起こりやすい。

新型コロナだけでなく、あらゆる心と体のケアを大切に、元気で乗り切ってほしい。