ロックダウン14日目 日光浴sunbathing
昨日おとといの土日は、フランスでも買い物に出る人が多かったという。
3週間経過するロックダウンで疲れて…という見方もあるが、天気も大きな影響があったと思う。
この土日はイギリスも本当にいいお天気で、夏が来たようだった。
とくにイギリスの春は、三寒四温どころか九寒十温くらいめまぐるしく変わる。
衣替えをしてはっきりと切り替えられないような天気の変化、
突然曇り降り出す雨などに気持ちを振り回されがち。
天気のいい日がやってくると、これまでの鬱屈した気持ちを振り払うべく
みんな一斉に外に出る。
ベランダでご飯を食べる人、日光浴をするために上半裸で過ごす人、
タンクトップで買い物をしたりジョギングする人…
そんな人たちを見ていたら、ロックダウンの重苦しさが一瞬頭から吹き飛んだ。
だからだろうか。
4月6日の今日、いよいよ日本でも一部の地域で緊急事態宣言が出される可能性…という
報道を聞いて、
「ああ、東京や大阪はイギリスよりももっとストレスがたまるだろうな」と感じてしまう。
太陽の光が当たりまえのように差し込んでも、自宅やベランダが狭くて日光浴できない家庭がほとんど。
下手をすると、窓を開けても排気口の風が入ってくる。
近所の公園に気分転換しに行こうにも、マスクを着けなきゃ、お化粧しなきゃ、
きちんとした格好をしなきゃ…と、考えただけでめんどくさくなる。
スーパーに行けば、まとめ買いがお得だ、今だけがチャンス、といった広告があおってくるのだろう。
そういえば、イギリスのスーパーにはあおり広告を見かけない。
品物の値段は常にほぼ一定だし、2つ買えばいくらになる、などの表示はあるが1年を通して変わらない。
「日本の緊急事態宣言 欧米のロックダウンから学べ」…という内容の記事をたくさん読んだものの、
実際にイギリスで生活していると、日本で起きる外出自粛は、
欧米とは異なるストレスの問題が噴出しそうで心配。
かくいう私も、じわじわとメンタルをやられ、生産性が落ちている。
↓この記事に、はっとさせられた